2020年7月19日日曜日

高野古道「六尺道」で行く護摩の檀、古宮岳




高野古道「六尺道」で行く護摩の檀、古宮岳にトライ
20200718








最初から時間と距離がかかるとおもってたので
7時半に出発しましたが
道間違いや、手間の取る道なので

想定外にかかりました





高野山に物資を運ぶ道として「六尺道」
名前の通り、狭い道ですが、
それ以上に、道が途中から無い

空海が護摩の修業をした護摩の壇を登り
古宮岳をクリアして
女人道まで出て
黒河峠でUターン
倉の尾の峠から杖ケ薮に下りて
宿りに戻るコースです

道間違いや、道が無いので戻る
を何回もしています





スタートは宿り温泉前の駐車場
ここは釣り人や川遊びの人のための駐車場です



南宿への集落を登りますが
道があるようでない
途中、藪を登り道に出会うというパターンです




南宿りを過ぎると、ここが噂の「六尺道」
断崖を削り取り、
斜面に石積みした道が続きます




ここで道間違い
大隅平に向ってはいけません
ここは右の下りが正解です




綺麗なトンネルだこと



ここからが問題です
棚田跡なのですが
荒れていてここを登る道がないのです







ぬかるみを歩いていき
棚田の石垣をよじのぼり
しばらくして、左の山腹に道があり進み
そして右側にぐるりと回るのですが



こちらも倒木で道があるのか無いのか分からない





なんとか、道が出てきました

ここから、高野山までは道が続きます




杉林もあれば
広葉樹の美しい林もあります

尾根道をどんどん登っていきます




快適な六尺ではない高野古道「六尺道」



護摩の壇の急登





護摩の壇のピークです
894m



護摩の壇を過ぎると
蛇の窪という綺麗な尾根道が続きます





たまに眺望があります


 



倉の尾の峠
左は杖ケ薮 帰り道です
右は黒河峠に行く道
直登が古宮岳に登る道です




急な登りを頑張る




960P




古宮岳につきました
1002m



古宮岳を越えてしばらく歩くと
女人道に合流






黒河峠に着きました
ここでターン



黒河峠から倉の尾の峠に行くのですが
黒河道にも通じる道です
倒木なので通行不可だと!
でも、倒木場所まで行かないので
入りましたが
いきなりアスレチック倒木の登場でした





倒木がないところは快適です




12時を過ぎたので、この辺りで
山飯





倉の尾の峠に来たので
杖ケ薮におります





この杖ケ薮への道は良いですね
荒れているところ多し
アスレチックで乗り越えたり
足幅ほどの道だったり
沢も何回も越えたりしますが
山に登っているって感じがして
最高でした
また通りたい




広葉樹も素晴らしい
松茸の松も多いですね





ほんと綺麗な山です








頑張って乗り越えます




頑張って乗り越えます②





こんな山奥に棚田跡
信じられません
杖ケ薮からまだ1時間もある場所ですよ
平家の落ち武者でしょうか?





途中、弘法大師堂




アカエノキンチャクマイグチ



タマゴダケ



頑張って乗り越えます③



杖ケ薮の集落が見えました
高野山の位牌の製造をしていたところです




杖ケ薮のおじさんがいたので
南宿りまでの山腹の道があるか聞くと

「ある!通れる」というので行きましたが
無理です。踏み跡もよく分からない
命の危険も感じます
宿りまでいくのに5時間ほどかかりそうなので
30分で諦めて戻りました




時間のロスと疲れすぎたので休憩





杖ケ薮から国道371に行くには
ガイドブックでは右手の遠回りの舗装道を
進めますが
膝も痛いのに、そんな遠回りが嫌なので
ギャンブルで左の荒れてそうな徒歩道を選びます
最初は道がある




でも、川の近くまでで、道が分からない
というか、道が無い
無理やり藪を下りて
川をどう渡ろうと考えていたら
ラッキーなことに橋がかかってました

増水で川は渡れないので
戻らないといけないところでした





国道にでましたが
ここからは、長い距離を歩きます




河合橋まできた
国道歩く中間地点ぐらい
ここは前に登った七霞山でも通りました





梅雨の大雨の増水で玉川峡が綺麗



名もない小さな滝も綺麗




やっと戻ってきました

7時半に出て夕方 5時に到着





宿り温泉 いやしの湯でひと心地

このコース。難航しましたが
楽しかったですよ

地図、コンパス、GPSは絶対です