2020年6月28日日曜日

龍神街道で行く城ヶ森山、上湯川岳13~14座目




龍神街道で行く城ヶ森山、上湯川岳13~14座目です
20200627

城ヶ森山は
和歌山城下から龍神温泉に向けて踏み固めた古道の
龍神街道沿いにある標高1269mの山です









トータルで1400m近く上り下りしたのですね




スタート地点は福井橋近くのトイレポイントです






すぐの福井橋を渡りますが
車両は道が悪いので通行止めとなっています




熊よけの鈴と熊撃退スプレーを持ちました




20分ほど歩くと「山の神」が祀られています
ここから沢に降ります




ちゃんと標識もありました




昔は橋があったのですね





ここを徒渉します
午後から雨予想なので急いで戻らないといけません





すぐに龍神街道に入ります
つづら折りで一気に高度を上げていきます




最初は萩の尾という名前の道で
80分ほど登りました




「萩の尾の頭」という場所です(P986)




クリタケかな?


ヤマブシダケかな?




萩の尾を過ぎてからは、尾根沿いの普通の上り坂





ず~と杉林だったのですが
ブナの林も広がってきました




立派な道に出会いました





すぐ左の階段を上がります




階段を上がってすぐには道が見つからなかったのですが
すぐに古道に出会いました





札ノ辻
左は高野 右は龍神  裏は火の用心と書いてあります

上湯川岳を目指していたのですが
ここを左に行けば良かったのですが
古道が気持ちよく直進してしまいました





そうすると、いつしか古道が消え
荒れた林道になりました





仕方ないので、上湯川岳のピークを目指して
適当に上がっていき
到着です





どういう人生を歩んできた樹なのでしょう





上湯川岳の尾根を下りて行くと
舗装道路と林道に出会います
林道だとぐるっと回らないといけないので
舗装道路をとりました





古タイヤの擁壁



車は入れないようになっています




城ヶ森の巨大アメダス観測所が見えてきました




城ヶ森山のピークに到着
真横にビルがあるピークです





巨大ですが無人みたいです





一等三角点にタッチ




山飯は
アボガドなめこ丼です、
味噌汁にもなめこを入れました





ワサビ醤油で食べるのですが
アボガドとなめこの
ぬるっとした食感が美味い





ツガとブナの保護林だそうです





それで美しいブナの林を見ながら帰ります




住友林業さんの林道を通って帰りますが
非常に荒れています





道中、木々に遮られ、あまり眺望は望めませんでした




古道と並行して林道が作られているので
どこかで、戻らないといけませんが
こんなに荒れていて楽しい






林道が無くなりましたが
踏み跡があるので、そのまま進みます




龍神街道に出会いました
そこには林業関係者のテープがありました





そして、長い時間、下りて行き
やっと沢までたどり着きました




上の尾根から、五段の滝にいくルートを探していたのですが
急斜面の可能性があるので
もっと調べてからにします
それで、代わりに名もない美しい滝







福井橋の美しいこと





ゴールです
6時間14kmですか
初心者としては、よく歩きました





トイレの手洗いの湧き水で
洗います





帰りは近くの「しみず温泉」
露天風呂はありませんが、良いお湯でした


福井橋からの別の登り道で
和田尾山や石堂山に登るルートを探していて
帰りに五段の滝のルートも探しています

滝のルートが分からないし、無いかもしれないし
衛星写真を見れば、林道の工事の跡らしきものも
写っているし、そういう詮索も楽しいですね






2020年6月23日火曜日

烏帽子山、光ヶ峯 11~12座目




南紀の山にトライです
烏帽子山、光ヶ峰 11~12座目
20200621





高田から登り、烏帽子山から大杭峠を経て
光ヶ峯を往復して
沢沿いの道を下ってくるコースです





8時間と結構、歩きました
初かもしれない(初心者ですから)






予定の時間より1時間も多い
ほとんど休憩していないので、
どこかで計算間違いしています




高田の舗装道路の終点が駐車できるほど広くて
ここからのスタートです




スタートから1分で登山口に到着
ここから細い徒歩道となります





沢を10回以上、渡ります
橋はほとんどありません





那智に通じる熊野古道ですから、
俵石の集落まで、このような苔むした道が
続いて楽しいですね




ここを渡ろうとしたら先客が




お先に渡りますよ!
って声をかけても動じません
隣に足をかけても動じません




俵石の廃村です
廃村マニアが喜びそうな情景でした




俵石の集落の途中から右折れで、烏帽子山に向かいます
直進は大杭峠から那智へ
帰り道でもあります




眺望はありませんが
快適な登山道で順調に高度をあげていきます




ここだけ、光ヶ峯を見渡せるはずですが
ガスでだめですね




烏帽子山のピークに近くになるにつれ急登となります




幻想的な杉の古木




最後は両手両足で登りましたが
息切れすることもなくピークに到着しました





タッチ



ピークは展望もなく、広くもありません
ここで、ポカをやらかしました
肝心の烏帽子岩の位置を確認しておらず
ここを西に少し行くのですね
反対に光ヶ峯を向いて
東の尾根に向かってしまいました




でも、巨岩はいっぱいあります




ここは、ロープがあるので、コースが分かりやすいのですが
烏帽子山から大杭峠に尾根を下りる道は
案内もテープも無くてわかりずらくて
危険です
狭い尾根に巨岩があり、そこを
右か左か巨岩を乗り越えていくのかわからず
右に行けば、急斜面で怖くて引き返し
左に行っても、道はなく
結局、岩の乗り越えていきました
そこからも、急斜面の尾根を
両手両足で降りていきましたよ




途中からは 道がありテープもあり
歩きやすくなりました




相変わらず狭い尾根を行きますが
歩きやすくなってきました




陰陽の滝にいく峠に来ましたが
ここは大杭峠に向かいます




この辺りになると落ち葉の
歩きやすくて安心します




大杭峠に到着
ここまでで4時間かかっています
ここから光ヶ峯を往復します




アップダウンを繰り返します
さあ、ここで光ヶ峯と思うとまだまだ先!
ってのが何回もありました




光ヶ峯のピークに着きました
狭いピークで
丸太が2本、ベンチ代わりに寝かせてあります





ピークを後にして
少し戻ったところで昼食を取ります
塩レモンラーメンです
サッポロ一番塩ラーメンに
レモン、サラダチキン、小松菜をトッピング





不思議な植物が自生していたので
調べると
ぎんりゅうそう という名前でした





大杭峠に戻りました
この日は日曜日でしたが
出会ったのは1組だけ

高田から沢沿いの道を上がり、
ここから光ヶ峯を目指していました
烏帽子山への時間等を聞かれましたが
急登で大変ですよ!というと諦めたみたいです
迷わないように、タフロープを付けて登ってきたみたいですが
帰り道、このタフロープが目印で役に立ちました

それで、俺はここから、沢沿いの道を下ります




アオソメタケかな?





沢沿いの道なので
テープもあり迷うことはありませんが
悪路です





沢は台風の影響で倒木が苔むしています




沢に流れ込む支流の滝

この沢沿いの道は、全体が苔の緑が買った
感覚遮断となり、異次元の感覚に陥りましたよ





しばらくすると俵石の廃村が続きます
段々になっているのは
昔、ここで米を作っていたのですね





もう素晴らしい廃村の世界




巨岩もごろごろ転がっています

さすが、南紀の山ですね
どこも同じ光景です




ここも渡渉



ただひとつ、残っていた廃屋




この沢沿いの道も長かった
やっと烏帽子山に向かった交差点まできましたが
ここからも長い
結局、大杭峠から2時間超かかっています
水も無くなり、湧き水を飲みました





朝の4時半に家を出て、7時に到着して登り始め
ほとんど休憩なしで、
夕方4時に車まで戻ってきました
さすがに疲れましたよ




近くの雲取温泉で、疲れを癒しました
いい温泉でしたよ
ここは4000円ほどで素泊まり出来るので
機会があればベースにしたいと思います

熊野古道はいいですね
メインルートは、何度か歩いたことありますが

メジャーじゃない古道は静かで趣きがあり最高です

また行きたいですね